第33回院内コンサート 1998.10.8
– ごあいさつ –
先日家族で名草へ栗拾いに行ってきました。今年は特に豊作とのことで、栗のいがや、やぶ蚊と格闘しながらもバケツ2杯程の大収穫でした。身近な所から秋はゆっくり深まりつつあるようです。それにつけても天候不順な日々が続いております。みなさん健康管理には十分御留意下さい
未曾有の大不況へ突入し、あらゆる経済指標が絶望的な現状を伝えております。ここは誤った情報に振り回されることなく、より正確な情報をキャッチし、冷静に行動することが要求されているように感じます。
33回目を迎える今宵のコンサートは、「木管五重奏」久々の登場です。すばらしい陶酔の時間を皆さんと共有し、明日への活力を蓄えましょう。
不景気の嵐が荒れ狂う中、来院された患者さんに100%の満足感を味わってもらえるよう、スタッフを指導しておりますが、まだまだ徹底されていない部分が目につきます。深く反省し、更なるレベルアップを目指し努力する所存ですので、今後共耳の痛い御意見、御指導の程よろしくお願い申し上げます。
– プログラム –
クラリネットと木管の仲間たち
1 木管四重奏曲 ロッシーニ
2 無伴奏組曲第3番より サラバンド バッハ
3 歌劇「魔笛」による二重奏 モーツァルト
4 クラリネットとファゴットのための二重奏曲 ベートーベン
5 ショロース№2 ヴィラ ロボス
みんなで歌いましょう
「赤とんぼ」「故郷の空」「待ちぼうけ」
6 木管五重奏曲 変ロ長調 ダンツィ
7 三つの小品 イベール
– 演奏家の紹介 –
千葉 理(クラリネット)
岩手県出身。桐朋学園大学、フライブルク音楽大学、ウィーン音楽芸術大学にて、北爪利世、D.クレッカー、P.シュミドールの各氏に師事。群馬交響楽団員。
関原 博(フルート)
東京都出身。フルートを高橋成典、西村律子、林りり子の各氏に師事。1996年群馬交響楽団入団。
松浦京子(オーボエ)
群馬県出身。白鴎大学足利高校音楽科、東京音楽大学卒業。オーボエを神永秀明、浜道晁の各氏に師事。おおた芸術学校講師。
阿形俊二(ホルン)
静岡県出身。国立音楽大学器楽科にて、和方寛茂、宮田四郎、大阪泰久、千葉馨の各氏に師事。1975年群馬交響楽団入団。
西岡千里(ファゴット)
滋賀県出身。京都市立芸術大学を卒業後フリーの奏者として関西を中心に活動する。神戸室内楽奏団を経て、現在群馬交響楽団団員。