花粉症対策と治療

花粉症の対策と治療

アレルギーを引き起こす植物はスギ・ヒノキ以外にもたくさんあり、花粉症の原因となる植物は、約60種類と言われています。

風邪と同症状の花粉症に注意

花粉症の主症状として、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみ、等があります。該当する症状でお悩みの方はお気軽にご相談ください。

花粉症の対処方法

花粉が体内に入らない様にする事(マスクや帽子、メガネの着用・室内干し・空気清浄機・バランスの良い食事)、早目に薬を服用する事が大切です。当院では、内服薬・点眼薬・点鼻薬を処方しております。風が強く晴天の日、湿度が低く乾燥した日、雨上がり後の晴れた日は、花粉が飛散しやすいので、ご注意下さい。

院長の花粉症との闘い

私の花粉症の発症は、昭和60年(1985年)3月でした。当時私は、三重県伊勢市にあった慶應義塾大学伊勢慶應病院に勤務し、毎朝6時から伊勢神宮の森の中にある厚生年金休暇村で、早朝テニスを楽しんでおりました。そんなある朝、完璧な鼻閉状態で目覚め、耳鼻科を受診したところ、「アレルギー性鼻炎」、今で言う所の「花粉症」と診断されました。今振り返ってみれば、スギの森の中で、毎朝、スギ花粉を大量に吸い続けていたわけですから、発症したのもうなずけます。以来、花粉症との長い闘いを続けておりますが、最近では花粉症の患者さん(仲間?)が年々増加し、地域による差はあるものの、大体20%前後の国民が罹患する、まさに国民病とも言える状況となって来ております。こんな中、長く個人的に患っている事もあって、私は整形外科医であるにも拘らず、花粉症の治療に関してはかなり詳しいのではと自負しております。花粉症と闘う為の武器である、内服薬、点鼻薬、点眼薬などは毎年のようにリニューアルし、自分の身体で試しながら、その年最も効果的な治療ができるように心掛けております。よく、花粉症の原因となっているアレルゲン(抗原)を調べて欲しいという方がいらっしゃいますが、最近は簡単な血液検査で特定できるようになりました。しかし、たとえアレルゲンが特定できたとしても、減感作療法でもやるのでなければ、その結果が即、治療に反映されるものではなく、治療方針に大きな変更が出ないことが一般的です。世の中には様々な情報が氾濫しておりますが、それらに振り回されることなく、一人で悩んでいないでお気軽にご相談下さい。

内服薬 くしゃみ、鼻水、鼻づまり等を抑える成分が入っており、花粉症のつらい症状を和らげます。
点眼薬 目のかゆみや、充血を和らげます。
点鼻薬 鼻粘膜の腫れや充血を抑えることにより、鼻水、鼻づまりを改善して、呼吸をスムーズにします。

花粉症の原因となる植物

スギ科 スギ
ヒノキ科 ヒノキ
カバノキ科 シラカンバ、ハンノキ
ブナ科 クリ、コナラ
キク科 ブタクサ、ヨモギ、セイタカアキノキリンソウ
イネ科 スズメノテッポウ、ススキ、カモガヤ、スズメノカタビラ、オオアワガエリ
その他 カナムグラ、オオバコ、ギシギシ、ウメなど